博物館について

理念

国立アイヌ民族博物館は、日本の先住民族であるアイヌの尊厳を尊重し、国内外にアイヌの歴史・文化等に関する正しい認識と理解を促進するとともに、新たなアイヌ文化の創造及び発展に寄与する。

博物館ネットワークについて

アイヌ文化の伝承者や実践者、道内外の博物館や大学、研究機関等との連携・協力体制をつくり、情報の共有・発信、資料の収集や共同研究等を促進します。さらに、北海道をはじめ全国の博物館等と連携した、被災文化財のレスキュー・修復等に備えます。

館内におけるアイヌ語の表記・方言について

館内および展示室の解説パネルや表示には、アイヌ語による表示を行っています。アイヌ語は、第一言語として最初に表示しています。

☆アイヌ語の表記について

現在、アイヌ語はローマ字やカタカナで表記されています。アイヌ語には統一した表記法(正書法)はないため、館内の表示は、(公社)北海道ウタリ協会(現在の(公社)北海道アイヌ協会)が編集・発行したアイヌ語テキスト『ア コロ イタク』をもとに、カタカナで表記しています。

☆アイヌ語の解説文と方言について

展示室には、各地のアイヌ語を受け継ぐ人が書いたアイヌ語の解説文があります。博物館ではアイヌ語の多様性を大切に守っていくため、それぞれの執筆者の方言や表記法でアイヌ語を表示しています。

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